https://uxtools.co/survey-2020/
毎年恒例のUxtools.coによるデザインツール投票の2020年版が発表されました。今年は世界から4000人以上が回答しています。
今回、ほとんどのジャンルでFigmaが1位になるという変化の年になりました。Sketchより幅広い分野で使えるFigmaに主役が移ったことで、しばらくは天下が続きそうな予感がします。
以下、わたしの注目したポイントをまとめました。
プラットフォームとしてWindowsが昨年の18%から25%に上昇している
ブレーンストーミング、ユーザーフロー/サイトマップの初期段階のツールとしてMiroが存在感を示している
Figmaが急成長した理由のひとつはリモートワークが増えてライブコラボレーションの需要が高まったかららしい
Affinity DesignerはUIデザインにのみランクインだけどユーザーの評価は高い
プロトタイピングにWebサイトビルダーのWebflowを使っている人がそこそこいて評価も高い
ハンドオフツールとしてZeplinはSketchとの組み合わせで多く使われているが、Figmaはハンドオフまで使用する人が多く、利用者が増えたことでFigmaがZeplinを上回った
Adobe XDはいろんなジャンルの3番手4番手くらいの位置につけてそれなりに健闘している
ユーザーテストツールとしてZoomが1位になったのも今年ならではだなと感じた
図1 2020年版のデザインツール投票の結果発表
CSSのコンポーネントのHTML&CSSコードを入手できます。ボタンやアニメーションなどカテゴリにわけて用意してあり、色やサイズなどをカスタマイズできます。
今後コンポーネントの数が増えていくことに期待したいです。
図2 CSSのコンポーネントを多数提供